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LED
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■未来への光 LED (Light Emitting Diode : 発光ダイオード)
現在LEDは、携帯電話やデジタルビデオカメラ、PDAなどの電子機器のバックライト、大型ディスプレイ、道路表示器などの表示用を中信として普及しています。
また最近、地方自治体での積極的な導入が行われている交通信号灯を始めとして、今後自動車用ランプ、一般照明用光源として普及していくことが期待されています。
LED(Light Emitting Diode : 発光ダイオード)を直訳すると、「光を発生する半導体(ダイオード)」で、電気を流すと発行する半導体の一種です。 蛍光体に続く、人類が手に入れた第4世代のあかりとして期待されています。 |
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LEDには大きな優れた特長があるのです。 | |||||||||||||||||||
白熱灯や蛍光灯など、私達はいくつもの人工的な光に囲まれて暮らしています。LEDはまだまだニューフェイスですが、 照明用途としては先輩の白熱灯などが真似の出来ない、数々の優れた特長を持っています。 まずは白熱灯や蛍光灯に比べて長寿命なことが大きなアドバンテージです。 次に視認性が良好で屋内外を問わずに幅広く使えること。身近な例では最近の交通信号機です。 そして器具の小型化が容易で照明器具として自由な設計が可能になること。 また、省電力でも点灯可能なため、省エネや環境への配慮にも貢献します。さらに熱線や紫外線をほとんど含まず、 調光・点滅が自在など、いくつもの長所が挙げられます。 |
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■LEDの寿命の定義
LED照明器具の光源の寿命はLEDモジュールの寿命のことです。(社)日本照明器具工業会にて2010年7月に改正された「JIL5006:白色LED照明器具性能要求事項」の中で、一般照明用途に用いられる白色LEDモジュールの寿命の定義は“照明器具製造業者が規定する条件で点灯したとき、LEDモジュールが点灯しなくなるまでの総点灯時間または、全光束が点灯初期に計測した値の70%に下がるまでの総点灯時間のいずれか短い時間を推定したもの”と規定されました。(ただし、この定義は表示または装飾の用途には適用しないため、カラーLEDは従来どおり「光束維持率50%」を寿命としています。) |
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当社では、「JIL5006:白色LED照明器具性能要求事項」に従い、LEDモジュールの寿命を推定しています。なお、これらはあくまで設計寿命であり、この寿命を保証するものではありません。また、LEDモジュールとしての寿命であり、照明器具としての寿命は他の光源を使用した器具の場合と同様の考え方になります。 |
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■LEDの発光色
LEDにはどうして赤や青、緑の光を発するものがあるのでしょう。 その秘密はLEDチップに使われる化合物にあります。Ga(ガリウム)、N(窒素)、 In(インジウム)、Al(アルミニウム)、P(リン)など、半導体を構成する化合物によって、放出される光の波長が異なります。光の波長は下にも示すとおり450nm前後が青色、520nm前後が緑色、660nm前後が赤色に見えます。この波長の違いが、LEDの発光色を決めているのです。白色光は2色以上の光を混ぜて白色に見せる手法をとりますが、補色を混色するより、赤、青、緑の3原色を混色したほうが、より自然な白色に見えます。 |
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【白色LEDのしくみ】 白色は2色以上の光を混ぜて表現。 青色LED+蛍光体方式が主流です。 白色LEDのしくみとして主流なのは青色LED+蛍光体方式で、青色LEDの光を蛍光体に通して白色発光させます。 青・黄(補色)を混色するより、青・赤・緑の3色を混色した方が光に赤・緑成分が増えるので、より自然な白に見えます。 |
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